世のお父さん、お小遣い、足りてますか?
え?足りて無い?
じゃあどうにか節約して、奥さんからお小遣いをあげてもらうしか無いよね?
え?何を節約するのかって?
決まってるじゃ無いですか!
そうだね、せーの
スマホ代!
はい、という事で今日は格安スマホについてお話していきますよ。
実はパパまんま、携帯業界に居たこともあって、ちょっとだけスマホとかに詳しいんですよ。
- 巷で格安スマホの噂をよく聞くけど、一体どうなんだろう?
- 本当に料金が安くなるの?
- なんかデメリットがあるんじゃない?
もし、そんな事で悩んでるんだったら、まずはこれを読んでみて判断してくださいな!
目次
そもそも格安スマホって?
格安スマホは別名『格安sim』とか『MVNO』とかって呼ばれています。
呼び方は違うけど、基本的には大体同じ意味だからお気になさらず。
『MVNO』は『Mobile Virtual Network Operator(モバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーター)』の略で、つまりは格安スマホの事業者(会社)の事。
これに対して、DoCoMo、au、SoftBankの様な大手を『MNO』と呼びます。
詳しい解説はややこしくなるんではぶきますが、まとめるとこんな感じ。
大手=MNO(3文字、Vが無い)
格安=MVNO(4文字、V有り)
詳しく知りたければこのサイトを見て!
『sim(シム)』ってのはこんな感じのやつ。

あなたのスマホがどの会社(ドコモ、auなど)と契約していて、あなたの電話番号が何番で、契約プランが○○で、っていう大事な情報が全部詰まってるカード。
このカードをスマホに入れておかないと、電話もラインもネットも出来ません。
毎月の携帯(スマホ)代の『基本料金が○○円で、オプションが○○円で、データ量が○ギガで』みたいな料金は、このsimに対して払ってるんです。

格安スマホ(MVNO)は、このsim契約にかけるプランの料金が大手(MNO)に比べて安いんで、『料金が安くなる』って話な訳。
前置きはこれくらいにして、それじゃ早速、メリットとデメリットのお話にいきましょうか!
格安スマホのメリット・デメリット
格安スマホにはメリットもあれば、もちろんデメリットもあります。
一つずつ解説していきますよ〜。
メリット
大手スマホ会社が毎月平均8000円くらいって言われている中、格安はその半分から3分の1くらいになると言われています。
やっぱり固定費を下げたいなら格安スマホは最高!
大手の料金プランって複雑で分かりにくいよですね?
だから今のプランが自分に合ってるのか合って無いのかもわかんなくないですか?
だけどプランがシンプルなら、ちゃんと自分の目で見て納得して契約が出来るんです。
格安スマホは安い
格安スマホはシンプルで安心
デメリット
もちろん、メリットばかりじゃないですから、しっかりとデメリットも解説していきますよ~。
格安スマホの会社はショップが無い、もしくは極端に少ない会社が多いです。
大手通信会社なら困った時にショップに行けば解決出来る事もありますよね?
でも、格安にはそういったアフター面の強みがないので、スマホに詳しく無い人は不安を覚える人も少なく無いんです。
かなりざっくりした説明だけど、格安スマホは自分で通信の回線(電波)を持っていません。
それは、大手のスマホ会社から回線を借りてるんです。
だけど、借りてるだけだから、そんなに回線数が多い訳じゃありません。
だからランチタイムとか、通勤・帰宅ラッシュの時間帯とか、みんながくつろぐ20時以降とか・・・。
スマホを操作してる人が多い時間帯は混雑して「ネットがまともに繋がらない」なんて事もあり得ます。
同じ制限速度100キロの道でも、1車線と5車線の道ならどっちが目的地に早く着きますか?って事です。
格安スマホって、安いけどそんなに性能が良くない機種が多いんです。
性能がどうあれ、電話して、ラインして、ゲームして、写真撮って。
こんな事くらいはどんなスマホでも大体出来ます。
だけど、値段が高くて高性能な方が、カメラもキレイに撮れますし、操作もサクサク進みます。
値段が安い代わりに性能の低めな端末は、最初は良くても段々と不具合を起こしやすくなったり、画面が固まったり、ライン一つ開くにも時間がかかったり・・・。
ちょっと使っててストレスを感じる事はあるかもしれません。
同じ車でも、レクサスの最上級グレードと安めの軽自動車なら、どっちが載ってて快適?って話です。
アフターサポートが弱い
通信速度が遅い
低スペックな端末が多い
大手の会社のメリットとデメリット
じゃあ一体MNO(大手)はどうなんでしょうか?
早速メリットから解説していきましょう。
メリット
基本的には格安のデメリットの反対になるのですが、
- 大手はショップがあるのでアフターフォローをお願いしやすい。
- 通信回線が安定していて速度が低下しにくい
- 高性能端末が多い
という部分がメリットになっています。
大手通信会社は端末に対して毎月の割引を付けたり、支払期間途中で買い替え出来る様にする事によって、機種安く買える様にする仕組みがあります。
NTT DoCoMo : 月々サポート
au : 毎月割、アップグレードプログラムEX
SoftBank : 月月割、半額サポート
これらを使うと、10万円を超える様な高性能で高価な端末も、半分程度の負担で使える様になる。
という訳です。
ショップでアフターフォローしてもらえる
回線速度が安定して早い
高性能な端末(機種)を使う事が出来る
高価な端末(機種)を安く使う事が出来る
デメリット
結局、大手のデメリットは『料金が高い』これに尽きます。
ただ、アフターフォローなどの『安心』にお金を使っている以上、しょうがないのかも知れませんね。
それでも僕が格安を勧める理由
格安と大手のスマホ通信会社、それぞれのメリット・デメリットをお伝えしていきましたが、どうでしょうか?
何だか大手の方が魅力的かも・・・。
はい、確かに、ここまでの内容で、あまり格安スマホの会社が魅力的に見えなくなってきたかもしれませんね。
ですが、ここからがパパまんまの真骨頂!
大手通信会社でのメリット部分を、ことごとく覆していきましょう。
まずは、大手通信会社のアフターサポートについてから潰していきましょう・・・。
本当はアフターサポートなんて無かった?
あなたはショップでして貰えるアフターサポートって、どんなものを想像していますか?
よく誤解されがちなんですが、基本的には携帯ショップで電話帳や写真などのデータ移行はしてくれません。
むかしむかしの時代はショップの店員さんから「データ移しますか?」と声をかけてくれていたので、その時の記憶が多い人もいるようですが、今はしてくれないんです。
なんでやらないか?と言うと、万が一の時責任が取れないから。
例えば、もしあなたがショップの店員さんにデータ移行を頼んで、店員さんのミスで全部のデータが飛んでしまったらどうしますか?
ショップの店員さんも人間です。ミスする事もあります。
実際、携帯を販売していた頃、本来はデータ移行をやってないのにたまたまサービスでお客様のデータを移した先輩が、ミスしてお客様のデータを全部飛ばしてしまった姿を見た事があります。
消えてしまったデータはもちろん復旧出来ません。
めちゃくちゃ大変な事になりました。
そもそも、大手通信会社の考え方としては、『データ移行はやってもやらなくてもどっちでもいい』というスタンスなんです。
なら、リスクを取ってまでデータ移行する理由はありませんよね?
ちなみに、ラインなどに代表される他社アプリ(携帯会社以外が開発したアプリ)に関しても、同じように万が一の責任が取れないので対応してくれません。
ショップで受けられるアフターフォローは、基本的に修理の依頼と、基本的なスマホの操作だけです。
そして、それくらいならショップが無い格安スマホの会社でも、電話窓口で対応してくれます。
もちろん、簡単な操作案内も対面じゃないと理解できない様なご年配の方とかだったら、ショップのある大手の方が安心だとは思います。
ですが、少なくとも、今こうして僕のブログを読む事が出来るくらいの知識がある人からすると、ショップで『アフターフォローして貰える』という事はあんまりメリットになりえないのじゃないかな?と思います。
僕たちの強い見方、Wi-Fi
格安スマホは回線が混雑しやすく、通信速度が遅くなりやすいです。
それは紛れもない事実。
通信速度が遅いというのは、あくまでモバイルネットワーク(スマホ自体の通信)を使った際の話です。
wi-fiに繋がっていれば、wi-fiの速度で通信する事になります。
今はほとんどのご家庭にwi-fiの環境が整っていますよね?
そして、wi-fi環境以外の所でネットをガンガン使ったり、動画見たりする事ってあまり無いんじゃないでしょうか?
もしそうなら、別にモバイルネットワークの速度が遅くても問題ありませんよね?
高性能機種を使いたいならsimフリー携帯
格安スマホの会社は性能の低い機種が多いとお話しましたが、もし高性能機種を使いたいならsimフリーのスマホを使えば問題解決です。
simに関しては先ほどご説明しましたね?
通常スマホの本体には『simロック』というロックがかかっています。
このsimロックがかかっていると、docomoで買ったスマホはdocomoのsim、auで買ったスマホはauのsimしか読み込んでくれなくなるんです。
simフリー端末はロックがかかってないので、どこの会社のsimカードでも読み込んでくれて使う事ができます。
もし、格安スマホで高性能のスマホを使いたくなったらsimフリー端末を購入しましょう。
端末を安く買えるサービスは・・・
大手の携帯会社には端末の割引が有って、高価な機種を安く使う事が出来る。
先程そんなお話をしましたよね?
でも、実は最近そうでもなくなってきているんです・・・。
実は今まで、大手携帯会社は端末代金に対して割引サービスを付けていました。
DoCoMo : 月々サポート
au : 毎月割
SoftBank : 月月割
大手の会社は機種代金に対して通信費(基本料金等)から割引を出す事によって、機種代の負担を少なくしていたんです。
しかし、最近格安スマホの会社が沢山出てきた影響によって、各大手携帯会社の料金値下げが行われ、その代償として端末代金に対しての割引がなくなってしまったんです。
つまり、ただ単に高い機種を買ったら高い機種代金が発生します。
代わりに、『機種代金を半額で買える』というサービスが最近現れました。
au : アップグレードプログラムEX
SoftBank : 半額サポート
しかしこれらは、『端末代金を4年間で分割し、2年の時点で機種変更をすれば残りの2年間分の機種代金は免除しますよ』という内容の物。
つまり、2年毎に機種変更するという前提がある為『機種代金が無い』という時期が発生しません。
更に、機種変更が条件になっているので、今後他社に乗り換えるのが困難になってしまいます。
(乗り換えすると残り2年分の機種代金も請求される)
だから、正直あまりおススメしていないんです。
と、いう事で格安スマホにしてしまいましょう!
どこの会社を選ぶといいの?
格安スマホの会社は種類が本当に沢山あって、どこを選んで良いのか分からなくなりますよね?
そこで、いくつかパパまんまおススメの候補を挙げてみたいと思います。
とりあえずマイネオ
格安スマホの王道と言えば『マイネオ』です。
料金プランもわかりやすく、それでいて豊富。
色々ユニークな独自機能とかも含まれておりちょっと面白いです。
DoCoMo、au、SoftBankすべての回線に対応もしているので、『私の家DoCoMoしか電波入らないんだよね』『私の家はauだけ』みたいな人にもおススメです。
マイネオについて詳しく解説しているサイトも見つけたんで、ちょっとご紹介しておきますね。
ちなみに、マイネオの公式サイトはこちら~。
店舗ありならUQモバイル
『ショップなんてあまり必要無い』と捉えられそうな発言を『大手のデメリット』の項目でお話しておいて何なのですが・・・。
まぁぶっちゃけ有るに越したことはありませんよね?
何より、ショップがあれば修理対応をお願いする時に便利です。
ショップが無ければ電話やネット、郵送などで修理の手続きをしないといけませんが、ショップがあれば持ち込みが出来ますからね。
UQモバイルは格安スマホの中でも比較的ショップが多い部類になっています。
なので、いざという時の修理対応も安心ですね。
電話するならY!mobile
格安スマホの一番の弱点は『かけ放題』が無い事。
ですが、Y!mobileなら、毎月+1000円のオプションを付ける事によって、かけ放題を付ける事が出来ます。
10分間や5分間のかけ放題プランならあるんですが、何時間でも無制限で電話できるかけ放題プラン有りの格安スマホ会社って、Y!mobileくらいです。
もしあなたが長電話をする人だったり、仕事の関係でか5分じゃ電話切れない事が多い人なんだったら、Y!mobileを選ぶといいのでしょうか?
まとめ
格安スマホについて僕の知る限り一通り書いてみましたが、まぁ長くなってしまいました・・・。
とりあえず僕がこの記事を通して伝えたいのは
- 格安スマホは安くなる
- 大手スマホ会社の提供するメリットは意外と少ない
- だったら、格安にしてもいいんじゃない?
って事です。
そして、奥さんにお願いし、格安にする事で節約出来たお金をお小遣いにしてもらうんだ!!
え?そんなことじゃお小遣いあがらない?
むむむむむ・・・・。
さらばだ!(逃げた)