あなたは夫婦喧嘩が多い方ですか?
『ケンカ』は夫婦間で意見を言い合う貴重な機会でもありますけど、出来ればそんな頻繁にしたくも無いですよね。
ちなみに、パパまんまの家は比較的ケンカが少ない方で、年に1回あるか無いかくらいのペースです。
ただ、その分1回のケンカで受ける反動がめちゃくちゃ凄いので、もしケンカした場合は迅速に・そして適格に対応しなければいけません。
そもそも、一旦夫婦喧嘩が発生してしまったら、家庭内の空気が悪くなって居心地も悪くなるので、早急に関係を修復したいものです。
と、いう事で、今回は夫婦喧嘩が発生した時早急に、かつ円満に仲直りする為のオススメ方法をご紹介しようと思います。
目次
夫婦喧嘩で上手に仲直りするコツは時間を置く事

夫婦喧嘩が発生した時って、話せば話すほど泥沼化していく事ってありませんか?
- あなたの主張が正しいのに奥様が理解してくれない。(逆もまた然り)
- この部分だけ認めてくれたら終わるのに。
- 早く終わらせたいのにドンドン深みにハマっていく・・・。
そんな時は、いっそのこと思い切って数時間だけ離れてみましょう。
まずは自分が冷静になろう
喧嘩になってしまった時って自分の主張を理解してもらえなくて、すごく歯がゆい気持ちになってきかすよね?
自分の気持ちが伝わらない苛立ちにカッとなって、つい思っても無い言葉を吐いてしまったり・・・。
喧嘩をしてる時って、極力冷静に努めているつもりでも、意外と冷静じゃ無いんですよね。
だから売り言葉に買い言葉みたいな感じで思っても無い事言っちゃうんです。
それはあなたも奥様も同じです。
そんな状態で話を続けてもいい結果なんて生まれる訳がありません。
一旦別の部屋に行くなどして2人の距離を物理的に離して、まずはあなただけでも冷静になりましょう。
紙の上に怒りを吐き出す
一人になったところで、イライラしてる気持ちに変わりはないんで、なんか気晴らししようにも今ひとつ手につかないというか・・・。
イライラで何も集中出来なかったり、頭の中でイライラポイントがリフレインして来たりすると思います。
そんな時にぜひ試してもらいたいのが、『あなたの怒りを紙に書き出す』という方法。
どんな紙でもいいので、自分の気持ちを素直に、全部紙の上にぶつけるんです。
『怒りを紙に書き出す』というこの方法、実は【エクスプレッシブ・ライティング】という心理療法なんですよ。

通常は毎日20分くらいかけてやるものなんですが、取り敢えずは簡易的にその場一回限りでもいいです。
時間もそんなに気のしなくて良いです。
自分が「ちょっとだけすっきりしたかな?」と思える程度に書けたらOK。
自分が冷静になれたら、後はもう仲直り出来たようなもんです。
夫婦喧嘩で仲直りするきっかけはお手紙が一番

パパまんまは、仲直りのきっかけに手紙を使うのが一番良いと思っています。
え?手紙なんて照れくさい?
普段手紙なんて送る事あんまり無いでしょう?
そんなあなたが手紙を書くからこそ相手は心打たれるんですよ。
お洒落な便箋なんてなくて良いんです。プリンターで使うA4用紙とかでかまいません。
あなたの思いを手紙にして奥様に渡してみましょう。
手紙は素直になれる
手紙を書く時って、奥様の前に直接いないですよね?
だから普段は恥ずかしくて言えない様な事でも、あら不思議。伝える事が出来ちゃうんです。
自分にも悪い部分があったりした時でも、面と向かって謝罪するのは難しくても、手紙でなら素直に謝れるもの。
それと、手紙は直接の会話と違って言葉を選んだり、読み返したり、書き直す事も出来ます。
だから、「言ってはいけない事をつい勢いで言ってしまった」なんて事もありません。
口を挟まず聞いて貰える
直接会話していると、自分が話している途中に口を挟まれる事がないですか?
あれ、イラッとしますよね?
「いや、とりあえず最後まで聞けや!」とか「今からその内容を説明しようと思ってるし!」とか思っちゃって。
んで、それがまたケンカをヒートアップさせる要因になったりね。
手紙なら、とりあえず最後までは相手から反論される事がありませんから、一旦自分の主張を全部吐き出せます。
だからお互いストレスが少なくて済むんです。
手紙にかけた時間が嬉しい
手紙って何だかんだ、貰うと女性は嬉しいんですよ。
少なくとも手紙を書いている時間って奥様の事を考えて、奥様の為に使ってる訳ですからね。
心がこもっているのが伝われば、手紙を貰った方は嬉しいもんです。
ちなみに、手紙を書く時はちゃんと手書きで書いてくださいね。
面倒くさかろうが、字が汚くてコンプレックスだろうが、手書きの温かみがすごく大事なんです。
手紙のコツは『ポイント謝罪』
手紙を書く時にとても大事なのが「非を認める」という事。
「わざわざ手紙を書いて、自分の非は一切認めず正当性だけを主張してくる」なんてのは、新たなケンカを売る行為に等しいですから絶対やめてくださいね(笑)
ただ、全面的に非を認めて謝罪するのって難しいと思うんです。
ケンカって絶対にお互い悪い所がどこかしらにあると思うので、例え手紙でも「自分が悪い事にしたく無い!」っていう譲れない部分はあると思います。
そんな時は自分に非がある部分を抜粋して謝っちゃいましょう。
それだけでも奥様からすれば『謝ってくれた』という印象になるので、相手の怒りも少し静まります。
夫婦喧嘩の締めは直接謝罪してみよう

手紙を書いて渡したらそれで終わりで良いのか?というと、そうでもありません。
やっぱり最終的には言葉で謝罪の意を示すのが一番です。
結局言葉で謝罪するなら手紙の意味ないじゃ無いか
なんて声も聞こえて来そうですが、そんな事はありません。
事前に手紙で謝罪しているからこそ、相手も謝罪を聞く体制になっていますし、自分自身も手紙で一度謝罪しているからこそ、心理的に直接謝罪のハードルが下がって言いやすくなるんです。
ただ、直接謝罪する時にもちょっとしたコツがあるんですよ。
手紙を渡した後も時間を空けよう
謝罪の意を込めた手紙を渡してから、直接謝罪をするまで、少し時間をあけてあげましょう。
手紙をもらった相手も、その内容を反芻する為の時間が必要です。
場合によっては、もしかすると相手も手紙の返事を書いてくれるかもしれません。
アクションを起こしたら、次の行動まで少し時間あける。
これが結構大事なんです。
謝罪はあなたから
「仲直りのきっかけは自分から」これは鉄則です。
相手から謝ってくるのを待ってても、人はなかなか行動してくれません。
だったら、自分から率先して行ってしまいましょう。
大丈夫!既に一度手紙で謝罪の意を伝えているので、心理的ハードルはグッ!っと下がっています。
奥様も話を聞く体勢になっているはずです。
それに、自分の非を認めて謝罪しようとしている人に対して、より怒ってくる人なんてそうそう居ません。
心理学で【返報性の法則】というのがあるんですが、人間の反応として『好意的な態度の人には好意的に』『敵意を向けてくる人には敵意を向ける』という性質があります。
だから、あなたから先に謝れば、ちゃんと相手も謝ってきてくれますから、安心して行ってください。
夫婦喧嘩を仲直りした後は・・・

上記の方法にプラスして、パパまんま宅では後日お互いが冷静な時に、改めて話し合いをする様に心がけています。
夫婦と言っても育ってきた環境も・受けてきた教育も・知り合って来た友達も、何もかも違う全くの他人ですから、価値観が違うのは当たり前ですよね。
だから、「自分の中にこんな考え方(価値観)が根本としてあったから○○って言っちゃったんだよ」という話をお互い冷静に出来れば、もう一歩お互いの事を理解出来る様になります。
それだけで今後夫婦喧嘩が無くなる訳じゃないですし、同じ様な内容の喧嘩をする事がまたあるかもしれません。
でも、そういった価値観のすり合わせが将来大事になっていくと思うんですよ。
だから、ただその場で仲直りするだけじゃなく、その後の話し合いまで出来ればやってあげてくださいね。